記事:共同通信社 提供:共同通信社【2007年7月26日】
【ワシントン25日共同】友人や兄弟、配偶者が肥満になった人は、自分も肥満になる可能性が高くなるとの大規模調査の結果を米ハーバード大などの研究チームが25日、米医学誌に発表した。
肥満への抵抗感がなくなってしまうことが一因らしく、先進国で社会問題となっている肥満が、親密な人間関係の中で広がる側面があることを示す結果だ。
チームは米マサチューセッツ州でお互いに関係のある成人約1万2000人の集団を約32年間にわたって追跡調査。体格指数(BMI)が30以上の肥満になった人を取り巻く人間関係と、相手のBMIなどとの関係を統計的に解析した。
その結果、友人が肥満になった人は、そうでない人に比べて肥満になる危険性が57%増加。兄弟だと40%、配偶者だと37%、肥満になりやすかった。居住地が離れていても同様だが、単なる隣人関係では増加はみられなかった。
男性の友人同士だと危険性は100%になるが、女性の友人同士だと38%と増加率は低く、異性だと相関関係はなし。兄弟間で44%、姉妹間で67%の増加だった。
チームは「人間関係を通じて健康の問題が生じているようだ。逆に、人間関係を通じて肥満の改善もできるかもしれない」と指摘している。
※BMI
BMI 肥満度を測定するための国際的な指標で、体重(キログラム)を身長(メートル)で2度割った数値。日本肥満学会によると、理想値は22で、18・5未満は「やせ」、25以上は「肥満」とされる。米国は25以上を太り過ぎ、30以上を肥満としている。実際の肥満度はBMIだけでなく、体脂肪率とあわせて判断することが望ましいとされる。
日本においても同様のことが考えられるのである。家族の誰かが肥満になっているとその兄弟、親子なども肥満に成る可能性は高いのである。
やはり、肥満への抵抗感がなくなってしまうことが一因であり、親が肥満だから私も肥満になっても構わないと考えてしまうのかも知れない。
私の母親も肥満体型だったので、もしかしたら、私も肥満になる可能性が高いのである。だから、普段から運動や食事に心がけ、体型維持に努めている。
やはり、肥満への抵抗感が私には有ったのである。
私が肥満への抵抗感を考えずに大食いを続けていたら、きっと肥満に成っていたはずである。
仕事柄人前に出て、講演や講義を行っているので、人目を気にしているのである。この人目を気にすることも私は肥満予防になると指摘している。
肥満体型は女性の方なら高齢者になって、膝への負担、内臓への負担などリスクも高くなるのである。
現に、私のお袋は肥満体型で高血圧症、中性脂肪血も高く、総コレステロール値も高かった。そのため、65歳の時にクモ膜出血で倒れた。
その時に診察してくれた担当医からあなたのお母さんの血管年齢は80歳ぐらいで血管がボロボロであると告げられたときには本当にショックだったのである。
私の母親は造った料理を残したり、捨てたりするのを嫌がり、勿体ないと言って自分で食べていたのである。これらが逆に徒となったのである。
やはり、早食いで大食いの肥満体型の人達は、病気のリスクや身体への負担が多くなり、身体を維持するために高エネルギーを摂取するという悪循環になるのである。
全ての肥満体型のヒトが不健康とは言えないが、関取などは体脂肪も10%程度と意外と低いのである。これも普段からの厳しい稽古によるものである。
但し、関取が現役を退いてしまうと、肥満体型に戻ってしまうのである。
ここに運動性の重要性があるのです。
自分は肥満体型だからと諦めず、自分で出来る運動に心がけ、出来れば暴飲暴食を抑制し、タバコの吸い過ぎ、お酒の飲み過ぎに注意することである。
やせ形より、やや肥満体型の人達の方が長生きしているというデータもあるのです。
現在は、モデルのようなスリム体型に憧れる女性達が多いが、日本人女性は少しふくよかな方が健康的で美しい女性と言えるのである。
誰もが、雑誌やテレビに出ているモデルやスタイルの良い女優のように成りたいと願うが、それは選ばれた人達なのだから誰もが憧れるが、所詮無理であることを理解して欲しいのである。
以前大手化粧品会社で「女性の美」について講演したことがあるが、その会社で私が説明したのは、背の高さやスタイルなど見た目の美しさはすぐにボロが出るが、内面的な美しさ、健康美こそ女性を美しくするのである。
これらは女性ホルモン「エストロゲン」という、女性ホルモンの活発な働きによって健康美になれるからである。
私が日本女性で美しい人は誰かと質問されるとすぐに「吉永小百合さん」と答えるのである。
整形や厚化粧もしていないのに、皮膚の弛みやシミも少なく、遠くからでも美しい女性と分かるのである。
私は現在多くの女性の方々に決してスマートな体型だけが美女の条件ではないと指摘している。
BMI値が30を超えると色々なリスクが高まるので出来れば25ぐらいまでBMI値を下げると身体への負担など低減できるのである。
理想のBMI値は22といわれているが、実は日本人の長生きをしている人達のBMI値が25前後なのである。だから医師や研究者の中には、日本人、特に女性の理想のBMI値は25であると指摘している人は多いのである。
私もこの説に賛同している一人である。
やや肥満でも健康体であれば構わないのである。但し、BMI値が30を超え、体脂肪率も40%近くだと身体的にも負担を与え、病気のリスクも高まることをご理解頂きたいのである。
だから、私は太っているからと消極的に成らないで欲しいのである。
積極的な生き方が重要であり、前向きな思考こそ、脳を活性化し、同時に健康体の維持にも繋がることを私から指摘致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦
アーティクルリソース:http://articlejapan.com/
|