記事:共同通信社 提供:共同通信社【2007年8月9日】
太りすぎの医療費は高くつきます-。標準体形の男性が20キロ太ると、糖尿病や高血圧になりやすくなり、年間医療費が2.5-1.3倍に跳ね上がるとの推計を京都大経済研究所の古川雅一(ふるかわ・まさかず)研究員(医療経済学)らがまとめ、8日発表した。
推計には中高年男性の半分を占めるとされるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人も含まれており、将来の健康悪化が心配。古川研究員は「医療費の一部は健康保険でカバーされるが、予備軍から病気に進めば家計を圧迫する。肥満予防が肝心」と話している。
古川研究員らは、2001年の国民健康・栄養調査のデータから約1万人分を抽出。体重が増えると血糖値や血圧がどう変化するか統計的手法で推定し、糖尿病と高血圧性疾患の増加に伴う医療費の伸びを調べた。
その結果、体重64キロの男性が20キロ太ると、新たに発症したり持病が悪化するなどして糖尿病に関する医療費が2.5倍に増加。高血圧性心疾患では1.3倍に増えた。女性では54キロの人が17キロ太ると、それぞれ同じ程度の医療費増が予測された。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪が一因となり高脂血や高血糖などを併発した状態。放置すると心筋梗塞(こうそく)や動脈硬化、糖尿病になりやすいと考えられている。
正常の体重の人に比べ、肥満者は糖尿病の発病が約5倍、高血圧は3.5倍、胆石症が3倍、痛風は2.5倍、心臓血管障害が2倍、関節障害が1.5倍も多くなります。また乳がん、大腸がん、子宮内膜がん、卵巣がんなどのリスクにもなります。
体重を減らすには、必要なエネルギー以上の食事をしないこと、有酸素運動をして脂肪を燃やすことが有効です。過食は早食いからくることが多いので、ゆっくりよく噛んで食べましょう。
日本肥満学会による肥満の判定基準
BMI 判定 WHO基準
<18.5 低体重 underweight
18.5≦ ? <25 普通体重 normal range
25≦ ? <30 肥満1度 preobese
30≦ ? <35 肥満2度 obese class I
肥満はすべての生活習慣病の温床といえます。肥満の程度は、BM I(ボディマスインデックス)を計算してもとめます。自分のBM Iを計算してみましょう。
【計算方法】
身長あたりの体重指数(BMI:Body Mass Index)=体重(kg)/身長(m)2
(例)体重60kg、身長160cmの人⇒ 60÷1.6÷1.6=23.4となります。
肥満の判定を次表に示します。
BM I値30以上を肥満とし、これに体脂肪率が35%以上になると病気のリスクも高くなり、同時に医療費の負担も正常の体重の人に比べ、2.5倍にも高くなるのです。
以前に私のブログで紹介した。(肥満と人間関係!) 肥満になった人を取り巻く人間関係と、相手のBMIなどとの関係を統計的に解析した。
その結果、友人が肥満になった人は、そうでない人に比べて肥満になる危険性が57%増加。兄弟だと40%、配偶者だと37%、肥満になりやすかった。居住地が離れていても同様だが、単なる隣人関係では増加はみられなかった。
男性の友人同士だと危険性は100%になるが、女性の友人同士だと38%と増加率は低く、異性だと相関関係はなし。兄弟間で44%、姉妹間で67%の増加だった。
よく両親が太っているとその子供も太る傾向が有るが、これらは遺伝的要因より、肥満に対する抵抗感なのである。
現に、私の母親は太っているが、私は理想体重である。
私には抵抗感があったのである。私の母親は65歳で脳卒中(クモ膜)に疾患し、現在は前頭葉の萎縮により、極度の認知症で私の顔や孫の顔など理解できない。
寝たきりの半植物人間である。
私が、もし母親と一緒に過食し、食べ続けていたら私もメタボリックシンドロームに成り、高血圧、高コレステロール値なども高くなり、母親と同年代に同じ病気に疾患する可能性も現在の3倍近くになるのである。
病気は遺伝的要因が高く、自分の家の病気の家系図、祖父母、両親などの病歴を確認し、どのような病気で死亡したか、現在、どのような病気に疾患しているかで、近い将来不摂生な生活や肥満状態を続けていると、同じ病名に疾患する可能性は非常に高くなるのである。
我が家では、祖父が脳卒中で死亡し、母親が高血圧で、クモ膜出血で倒れた。
これらから、私が肥満なら高血圧症で、脳卒中に疾患する可能性は80%にもなるが、現在、私は理想体重と正常血圧を保っているので脳卒中の疾患率は低いものである。
但し、油断は禁物である。だから私は「腹八分」の食事に心がけ、定期的な運動をしている。
勿論、お酒も飲まないし、タバコも吸わないので極めて健康体である。
だから、私の医療費は40年間でも歯医者に掛かった数万円である。
これらも10代の頃からの体重が全く変わらないことにあると確信している。
さすがに体力と視力などは落ちてきているが、気力は落ちて居ないと思っている。
例えば、自分の理想体重を20歳に設定し、現在の体重を比較してみることである。私のように変化無しが理想であり、プラス10kgは黄色信号が点滅している状態、プラス20kgは赤信号が点滅している状態なので食事や運動などの取り組みが必要になるのです。
では、中年以降になって急に太ったと言う人は、例えば20歳代の代謝率と30歳、40歳と加齢することでこの基礎代謝率が低下するのである。
ところが、食事の量、内容が20歳代や30歳代とあまり変化していないという方は肥満の確率は高くなるのである。
若い頃と違い、身体の動きが悪くなってくるのに食事の量が変わらない、逆に増えたなどは肥満リスクが高くなるのです。
つまり、カロリー摂取と消費カロリーのバランスなのである。お金なら貯金したら少ないが金利がついて増えるが、カロリーオーバーは脂肪という厄介なものが増えて、体内に貯蓄されるこれが肥満の原因である。
だから、私のように中年以降の人は職業などにも関わりが有るが、通常では食事量を減らし、定期的な運動に心がけ、カロリー消費に心がけることが重要となるのです。
正常体重に戻すことが出来れば、病気のリスクや健康診断での異常値も正常値に戻り、健康体の維持と医療費の削減に繋がるということをご理解頂ければ幸いです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、
アーティクルリソース:http://articlejapan.com/
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