救急車「重症者を優先」、患者選別導入へ…東京消防庁
救急車出動を巡るトリアージ導入は、全国でも初めてという。同庁は今後、関係条例の改正や、患者の選別方法のマニュアル作りなどを進めていく。
答申では、119番通報を受けた段階で救急車出動の必要性を判断、さらに現場で救急隊員が患者の状況を見て引き返すことを可能とすることで、救急車の有効活用ができるとした。都民にも、救急搬送の必要性を考えてから通報するよう求めるなどとした。各段階での具体的な判断基準は、同庁で今後、策定する。緊急性が低いと判断された患者のために、医師らが電話で相談に乗る「救急情報ステーション」(仮称)の新設も検討する。
同庁によると、都内(同庁が管轄しない一部自治体を除く)の2005年の救急出動件数は69万9979件で、1995年に比べて56・1%増加。救急車出動から到着までの平均時間も、95年の5分18秒に対し、05年は6分30秒かかっていた。
救急車出動時のトリアージ導入を巡っては、総務省消防庁も昨年5月、検討会を設置し、導入の可否を協議している。(2006年3月10日 読売新聞)より引用、
トリアージとは、緊急時に患者の状態を選別する方法である。
淡路大震災時に、あまりの怪我人の数に医師団や看護師、救急救命士の人達が対応できなかったことから生まれた制度である。
緊急度合いを電話で判断するものである。世界的に見ても日本の救急車は無料という珍しいシステムの為、タクシー代わりに使用されたり、中には病院に薬を取りに行きたいので救急車を呼んだとか、酔っぱらって自宅に帰れないので呼んだなどのケースも有るのです。
モラルという程度の問題では無くなった現状が有るからです。救急車の到着時間の遅れ、病院への到着時間が年々遅れているのである。
今までは、救急要請があると伺うしか無かったのである。
2年前に私の千葉の地元で救急車が間に合わないで心臓発作の中年男性が死亡するケースがあったのである。
その日は、真夏日で野外が32度を超えており、熱中症患者が急増したのである。
救急車の要請が何件にも及び、多くの方々が軽い症状の熱射病だったのだが、救急車を要請しているので出動しなければならない。
これらの現状時に心臓発作で倒れた男性の自宅に到着するまでに 20分近くかかってしまって手遅れになったものである。
救急車が病院に到着してから心臓発作を起こした男性の自宅に向かったのだが、手遅れだったのである。
今年の夏も野外気温35度近く上がる猛暑日が続くと予想されている。これらの状況時に野外でのスポーツや活動には十分注意が必要なのである。
簡単に今度は救急車を呼べないと言うことである。民間救急車か自分の車で病院まで運ばなければならないのである。
千葉での実例後、私は県議会に申し出、救急車の乱用防止と対策の為、一早くドクターカーの導入を求めた経緯がある。
軽い怪我や意識がハッキリしている場合は、なるべく、電話で症状を確認してから救急車を要請させるようにしたのである。
2006年度から始まり、成果も上がっている。その代わり重症患者や重篤な症状の場合は、ドクターが乗った救急車を手配するというシステムである。
昼間なら、北総病院という病院がドクターヘリを導入しており、千葉県内を網羅している。
但し、千葉県内でも救急医の不足から、症状によってはたらい回しや病院の到着も遅くなっている。
やはり、ボラメディック(特別救急隊員)という、海外で取り組まれている救急救命士のレベルアップが日本でも重要となるだろう。詳しくは私の5月23日のブログをご参照下さい。
限りなく医師に近い治療ができる救急隊員である。この特別隊員は、医学部で医師同様の教育と実践を積んだ人達なのである。
日本では、専門学校や一部医療大学で学び、国家試験に合格し、医師からの指導を何度か指導を受けて行えるが、但し、限られた医療行為しかできないのである。
点滴注射程度でなく、モルフェネなどの注射、時には車内での応急手技などを行える救急隊員が急務なのである。
医師が救急車に常備配置されることは経費もかかり、何より病院から派遣されているので限られた日数になってしまうのである。
私共はこれらを鑑み、北関東に医学薬科大学、病院を構想している。勿論、医師の育成を目指しているが、日本初のボラメディック(特別救急隊員)の育成も目指しているのだ。アメリカ教育の実施を目標(参考)にする予定である。
医師としても勤務できる資格もあり、これらの医師同様のレベルの人達が救急車の後席に乗って頂ければ、私達は安心だし、救命率のアップにも繋がるのである。
何より、地域(地方)によっては、救急病院の遠方や救急専門医の極度の不足から延命率も低下するのである。
そのため、救急車の果たす役目は非常に重要で救急隊員の過労やプレッシャーは計り知れないのである。
日々、頑張っている救急隊員に感謝申し上げたい。
ですから、皆様も少し具合が悪いから、怪我をしたからといってすぐに救急車を呼ぶのでなく、自宅でも救急箱の点検、現在はネット包帯や減菌ソフトパット、スプレー式傷薬などを用意して頂き、家族が具合や軽い怪我をした場合に応急処置ができるようにして欲しいものです。
我が家には、携帯酸素ボンベや冷感シップ、ブドウ糖(粉末)、補聴器、バイタルを計る機器、何種類もの絆創膏類、包帯、など様々用意し、何時でも携帯している。
それは、今年もすでに電車内で倒れた人、2名を救助したことにも関係している。
関係者だから出来るとか、出来ないでは無いのである。今後、地元の消防署で主催している救命の方法を学び、体験しておくといざという言うときに役立つものです。
例えば、私がボランティアで参加している施設で、高齢者の女性が倒れたときに左手首を着いて、手首ねんざをしていたのだが、誰も気づかず、2日後に私が左手首の紫色に変色していることに気づき、私が持っていた救急用具で応急処置を行った。
2日して痛みと紫色に内出血した場所が完治したのである。もし、私が気づかずそのままほっておくと炎症と手首の腫れが引かず、痛みが酷くなったと予想されるのだ。
急遽に施設の救急箱を点検確認したが、包帯と傷絆創膏、消毒液程度では怪我やいざというときには対応できないし、救急車が到着するまでの10分が生死を分けることも有るのです。
近日中、私はスタッフを集め、救急箱に必要な物、救急時の対応を指導する予定である。このような施設は本当に多いと思われる。
つまり、すぐに具合が悪くなったからと他人任せや救急隊員、医師に任せるのでなく、出来る限り自分たちで出来ることは自分たちでやってみることも必要なのである。
意識をなくしたヒトまでも助けるという訳ではないのです。軽い怪我や症状には自分たちで対応することである。自信が無ければ、民間救急車、医療タクシーを呼んだり、自分の車や足で病院に今後は行くことをお勧め致します。
私共は医療関係者にも「未病」「大衆衛生」が重要課題であると指摘、提唱している。
つまり、具合が悪くならないように予防する学問や実施を心がけることである。
大病になる前に未然に防ぎ、救急車の依頼を低減するといことが目的でもあるのです。これらの考え方を今後とも私共は広めて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦
アーティクルリソース:http://articlejapan.com/
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